ハーマンミラー アーロンチェア

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ハーマンミラー アーロンチェア

データ

メーカー
ハーマンミラー

レビュー

概要

「座り心地」を追求した、高級事務用椅子の代名詞。座り仕事の時間が長く、腰痛に悩む方にオススメ。

良いところ

椅子は座ってみなければ、正確には座り続けてみなければその良さはわからない。その座り心地に高い評価がある「アーロンチェア」だが、購入前に店頭で座ってみたところ、正直他の椅子との違いがはっきりとはわからなかった。これは、アーロンチェアは使用者とその使用環境に合うよう調整することで、初めてその本領を発揮させることができるからである。シートの高さ、リクライニングの硬さ、ポスチャーフィット(骨盤を支える部品)、前傾チルト、リクライニングの範囲、アームの高さ、アームの角度。ありとあらゆる部分が可動し、使用感を調整することができる。

一旦調整してしまうと、あとはこの高額な椅子を意識することはほとんど無くなる。新しいものに触れるワクワク感やドキドキ感はあっという間に消えてしまうが、これはアーロンチェアの座り心地が如何に良いか、という証拠にほかならない。患っていた腰痛がいつの間にか回復し、長い時間机に向かうことができるようになって、椅子を変えたことを思い出すのだ。と同時に、以前椅子に座ることで感じていた様々な不快感がなくなっていることに気がつく。

アーロンチェアの魅力は座り心地だけではない。人の体に合わせた「エルゴノミクスデザイン」は造形美として現れている。それを証明するかのように、アーロンチェアは多くのハリウッド映画で登場し、またニューヨーク近代美術館の永久展示品にもなっている。モノとしての美しさは折り紙つきである。

気になるところ

「パイプ椅子」からいわゆる「社長椅子」まで、様々な形状や価格の椅子が販売されており、中にはアーロンチェアに似たデザインの事務用椅子も数千円で見つけることができる。これらの中からアーロンチェアを選び、十数万円を支払うまでのハードルは決して低くはない。

また、これは肘掛けのあるすべての椅子に共通した点ではあるが、合わせて使う机の高さやその天板の厚さによっては、肘掛けを使用できない事や最適なポジションに設定できないことがある。

気がついたこと

アーロンチェアはしっかりとした造りである。そこに使用者の体重が加わると、全体の重量がかなり重くなるため、床保護シートの使用が望ましい。とくにカーペットや柔らかい素材の床材の上で使うには、床保護シートは必須であろう。また、多様な調整機能が座り心地の要ではあるが、調整可能な範囲にはもちろん制限がある。体が極端に大きかったり小さかったりする場合は、アーロンチェア以外の椅子を選んだほうが良い場合もあるだろう。

まとめ

アーロンチェアを使う多くのユーザーが、値段以上の価値があると認めている。正規店で購入すれば12年間の保証もあり、1万円のイスを1年~2年で潰してしまうよりは経済的ともいえる。存在感が消える椅子、それが「アーロンチェア」である。

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公開日2012年3月23日
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