ゲーミファイ エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来

データ
- 書名
- ゲーミファイ エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来
- 著者
- ブライアン・バーク
- 翻訳
- 鈴木素子
- 出版社
- 東洋経済新報社
- 発行日
- 2016年1月
概要
顧客や従業員のように、特定のコミュニティの人々がそれぞれの目標を達成できるように力を与える「ゲーミフィケーション」。その正しい理解と導入方法を、米国や日本の成功事例を元に解説。ゲーミフィケーションを導入する際に起こしやすい間違いや勘違いを指摘。
抜粋
ゲーミフィケーションとは、ゲームメカニクス及び体験デザインを駆使し、人々が自分の目標を達成出来るよう、デジタル技術を利用してやる気にさせ、動機づけることである。
- ゲームメカニクスとは、ポイント、バッジ、ランキング表など、多くのゲームに共通する主要な要素を指す。
- 体験デザインとは、ゲームプレイ、プレイ空間、ストーリーラインなどを含むプレイジャーニーを詳述することだ。
- ゲーミフィケーションとは、個人的関与によってではなくデジタル技術によって、人をやる気に指せる手法だ。つまり、プレイヤーによるインタラクションはすべて、コンピューター、スマートフォン、ウェアラブルモニタなどのデジタルデバイスを通して行われる。
- ゲーミフィケーションの目的は、人を同期づけて行動を変化させ、スキルを習得させ、イノベーションを促進することだ。
- ゲーミフィケーションのデザインで最も大事なのはプレイヤーが自信の目標を達成することだ。その結果、企業も目標を達成することになる。
- ビジネスの目標とユーザーの目標を混同しない
- 内的報酬はエンゲージメントを持続させる
- 自立している、上達している、利益を超えた大きなモノに打ち込んでいる場合にモチベーションが上がる
- 大きな目標を対処可能な小さなレベルまで細分化し、感情レベルのやる気を引き出す
- デジタルは規模、時間、距離、つながり、コストの制限を外し、対象を拡大させる。
プレイヤー体験デザインのプロセス
- ビジネス目標と成功の基準を定義する
- ゲームの対象者を定義する
- プレイヤー目標を定義する
- エンゲージメントモデルを決定する
- プレイ空間を定義し、プレイヤージャーニーを計画する
- ゲームの経済システムを定義する
- 試運転を繰り返す
プレイヤーエンゲージメントモデル
- 協力型/競争型
- 内的報酬/外的報酬
- 複数プレイヤー/単独プレイヤー
- 単発型/継続型
- 創発的/計画的
参考
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ゲーミファイ エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来
記事のデータ
文責 | |
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公開日 | 2016年4月11日 |
カテゴリー | |
タグ | ユーザーエクスペリエンス/情報を伝える/技術と手法/経営とビジネス |
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