日経ヒット商品番付1971-2010

データ
- 書名
- 日経ヒット商品番付1971-2010
- 編集
- 日経MJ(流通新聞)
- 出版社
- 日本経済新聞出版社
- 発行日
- 2010年12月
概要
毎年行われている「日経ヒット商品番付」の40年分のランキングを収録。ヒット商品から時代を切り取り、「売れ筋の法則」を見出す事ができる。
まとめ
日経ヒット商品番付選出の基準
- 消費者視点で選定
- 新製品、新サービスに限らない
- 売上順に並べるわけではない
- その年の消費市場の顔を「横綱」に選定
- 今後の予測も含めて選考
年代ごとの特徴とキーワード
- 1970年代
- 戦後生まれの団塊ヤング、生活家電、「大衆が消費の主役」
- 1980年代
- イベント、テーマパーク、バブル消費、「モノからコトへ」
- 1990年代
- バブル崩壊、デフレ、パソコン、インターネット、「激安の時代」
- 2000年代
- 韓流ブーム、IT、デジタル端末、「アジアの時代」
ヒットの要因と手法の分析
- 置き換え(利便性などを向上させて代替を狙った)
- LED電球、オールフリー、CR-Z、電子タバコ、デジタルフォトフレーム、ケシポン、エネループ、ブラトップ、マイ箸、エコバッグ、電子腕時計、筆ペン、使い捨てライター、セキスイハイム、ループタイ、スポーツ飲料、低カロリー甘味料、スパ王、ADSL
- 縮小、拡大(規模やサイズを変更した)
- ナノックス、α NEX、クォーターパウンダー、iQ、メガマック、ポケットカメラ、コンポ、カード型文具、巨大迷路、ミニテトリス、IXY
- 格安(価格を大きく下げた)
- 牛丼、ジーンズ、ネットブック、ホワイトプラン、長距離深夜バス、食べ放題、飲み放題、プライベートブランド、発泡酒、iMac、ユニクロ
- 高級(質を上げた)
- 国内線ファーストクラス、高級アイスクリーム、スーパーカー、ミネラルウオーター、大画面テレビ、外国たばこ、NSX
- 新機能(新しい機能を提案した)
- 3D、プラズマクラスター、ポメラ、ブルーレイ、ワンセグ、TVゲーム、電子手帳、自動パン焼き器、BS、ファジー、形状記憶シャツ、MD、プリウス
- イノベーション(これまでの常識を変えた)
- スマートフォン、iPad、電子マネー、フリクションボール、カラオケ、携帯用ヘッドホンステレオ、宅急便、テレホンカード、ファミリーコンピューター、プリペイドカード、アウトレット
- 復刻、再評価(過去のヒット商品をタイミング良く提供した)
- ミルミル、サイクリング、山ガール、ハイボール、マラソン、レギンス、蟹工船、豆乳、紺ブレ、玩具菓子
- 変化(違う形態や利用方法を提案した)
- カット野菜、食べるラー油、生キャラメル、固形のり、レオタード、スーパードライ、ラップトップPC、ゲームボーイ、スーパーファミコン、立体駐車場、カルピスウオーター、ダイエットコーラ、G-SHOCK
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記事のデータ
文責 | |
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公開日 | 2012年6月21日 |
カテゴリー | |
タグ | 企画と戦略/分析/情報を利用する/歴史/経営とビジネス |
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