参照文献の書き方

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参照文献(参考文献、引用文献)の記載方法についてまとめた「参照文献の書き方(PDF)」から抜粋。

引用元の多様化

インターネットが普及した現在、雑誌、図書、論文集、レポート、学位論文、会議資料、プレプリント、特許文献、規格文書、ウェブサイト、ウェブページ、メーリングリスト、電子掲示板、データベース、コンピュータプログラムなど、あらゆる情報源から引用することができる。

参照文献の役割と要件

  1. 論文を作成する際に引用した文献、参考にした文献は、著者がその出典を明示しなければならない。
  2. 参照文献の記述にあたっては、読者がその参照文献にたどり着けるだけの十分な書誌事項を示さなければならない。
  3. 参照した文献を明示することは、著者と読者が共に既存の論点を整理することを助け、論文に示される新規性、独創性を明らかにすることでもある。
  4. 参照した文献を明示することにより、著者側から読者に関連資料の存在を伝えると同時に、読者側からはその研究分野の動向を確認・評価することが可能になる。
  5. 参照した文献としては、一次情報が示されることが望ましい。著者が読んでいない資料に依拠し、それを参照したものとして示すことは、論文内容の記述に対する信頼性を欠くことに繋がる。

参照文献の記述に必要な書誌要素

「書誌要素」とは、書誌記述を構成し、それ自身で独立した情報の記述単位のことである。

書誌要素の種類

  • 著者などに関する書誌要素
  • 標題に関する書誌要素
  • 出版及び物理的特徴に関する書誌要素
  • 注記的な書誌要素

書誌要素の例

著者など個人著者名、団体著者名、編者名、翻訳者名、特許権者名、特許出願人名、発明者名、発信者名、作成者名
標題など論文名、特集標題、誌名、書名、会議予稿集名、会議報告書名、会議名、会議開催地、開催期間、主催機関名、発明の名称、規格文書の名称、その他の資料名(ウェブサイトの名称、ウェブページの題名、データベース名、コンピュータプログラム名等)
出版及び物理的特徴版表示・バージョン、出版地、出版者、出版年・出版日付、雑誌の巻数・号数、レポート番号、プレプリント番号、大学名及び学位授与年、学位請求論文の種類、特許文献の番号等、公開特許公報等の発行日付、規格文書の番号等、ページ、記事番号、DOI、シリーズ、ISBN、ISSN
注記言語の表示、投稿中・出願中などの表示、媒体表示、入手方法(入手先を含む)、入手日付(アクセス日付,参照日付等を含む)

書誌記述の順序

原則として「著者などに関する書誌要素」、「標題に関する書誌要素」、「出版及び 物理的特徴に関する書誌要素」、「注記的な書誌要素」の順序で記述する。

書誌記述の具体例

雑誌の場合

書誌要素と順序

著者名.論文名.誌名.出版年,巻数,号数,はじめのページ-おわりのページ,ISSN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

吉田貴之. 情報アーキテクチャの未来. 情報デザイニング. 2011, vol. 11, no. 2, p. 120-122.

図書の場合

書誌要素と順序

著者名.書名.版表示,出版地,出版者,出版年,総ページ数,(シリーズ名,シリーズ番号),ISBN.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

情報デザイニング編. 情報デザインの基本. 第3版, 情報出版, 2011, 322p.

ウェブサイト/ウェブページ/ブログの場合

書誌要素と順序

著者名.”ウェブページの題名”.ウェブサイトの名称.更新日付.(言語の表示),(媒体表示),入手先,(入手日付).

吉田貴之. “参照文献の書き方”. イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ. 2011-06-01, http://www.idia.jp/collecting-information/literature-survey/description-of-bibliographic-references/, (参照 2011-06-01).

参考

記事のデータ

文責IDIA.JP
公開日2011年6月1日
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