収益モデルの5つの領域と3つのパターン

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収益モデルの5つの領域と3つのパターン

ビジネスの収益モデルは大きく分けて5つの領域に分かれており、さらにそれぞれ3つのパターンに分類できる。「そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか」から抜粋して追記。

収益モデルの5つの領域

  • 顧客
  • サービスや商品
  • 課金の仕方
  • 支払い方法
  • 資源

顧客

企業がサービスや商品を提供する相手は誰か。客単価や継続性を挙げたい場合などに。

標準:個人
営業コストが高く、客単価も低くなるため利益率が低い。
法人
大口の取引であることが多く、利益率が高い。継続性が期待できる。
例)都市部の生花店、アスクル など
行政/政府
取引が開始するまでの手継きが煩雑。法人同様、大口で継続性がある。
例)工務店、教科書販売店 など

サービスや商品

顧客がサービスや商品のどこにお金を支払うか。利益率や客単価を上げたい場合などに。

標準:サービスや商品そのもの
メインとなる商品そのものの価値にお金を支払う。
周辺商品
メインとなる商品が価値の源泉で、周辺商品が代金支払いの対象となっている。
例)プリンター、ポラロイドカメラ、コーヒーサーバー など
共感
物語、ブランド、歴史などに代金を支払う。
例)キャラクターグッズ、ファッションブランド、骨董 など

課金の仕方

顧客からいつどのようにお金をもらうか。高額な商品やサービスで、初期の支払いの負担を軽減したい場合などに。

標準:スポット
サービス提供毎に報酬を得る。
ストック
契約後は解約まで継続的に報酬を得られる。
例)新聞、インターネットプロバイダー など
エクイティ
顧客の利用状況や成果によって収益が上がる。成功報酬型のビジネスも含む。
例)電気、ガス、弁護士 など

支払い方法

誰がどのようにお金を支払うか。顧客に支払いのストレスを感じさせたくない場合などに。

標準:本人が支払う
顧客本人が現金で支払う。
本人がより簡単に支払う
現金払いの煩わしさを解消する。
例)プリペイドカード、クレジットカード、電子マネー など
第三者が支払う
顧客の代わりに第三者が支払う。
例)学習塾、携帯電話、プレゼント など

資源

どのように仕入れたり、価値を向上させるか。在庫や仕入れのリスクを低くしたい場合などに。

標準:自己調達
通常の仕入れ
無料/バーター(物々交換)
遊休資産やスキル、知識や人脈で仕入れコストをゼロにする。あるいは物々交換。
例)カーシェアリング、委託販売 など
乗数型
利用する顧客が増えると価値が上がる。
例)携帯電話、FAX、SNS など

まとめ

現在成功しているビジネスの多くが、上記のうち複数の収益モデルを採用している。たとえばエプソンのビジネスプリンターは、「顧客=法人」、「サービスや商品=周辺商品」、「課金の仕方=ストック&エクイティ」などを組み合わせている。

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文責IDIA.JP
公開日2014年10月8日
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