8種類の前注意的な要素

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人間は視覚的な情報を得たとき、まず前注意的なレベル(無意識な状態)で認識し、その後、注意的なレベル(意識的な状態)で対象が何であるのかを認識すると考えられている。
デザインにおいてある要素を他の要素よりも目立たせるには、前注意的なレベルで認識できる8つの要素を単独で、または組み合わせて用いると効果的である。

8種類の前注意的な要素

  • 色調
  • 位置と整列
  • 明度
  • 向き
  • 彩度
  • 大きさ
  • 質感(テクスチャ)
  • 形状

色調

色調

色を変えて目立たせる。
同系色同士よりも、補色となる組み合わせで用いるとより効果的である。

位置と整列

位置と整列

位置を変えて目立たせる。
人は複数の要素が並んでいると、その並び方に何らかのきまりを見出す。そのきまりに反した位置にあるものは他のものより注目しやすい。

明度

明度

明るさを変えて目立たせる。
全体が暗く、注目させたい要素が明るい時は「ポジティブ(選択されている、凸である)」な印象に、逆に全体が明るく、注目させたい要素が暗いときは「ネガティブ(選択されていない、凹である)」な印象になる。

向き

向き

角度を変えて目立たせる。
「位置と整列」同様、きまりに反した角度であるものは他のものより注目しやすい。

彩度

彩度

鮮やかさを変えて目立たせる。
映画「シンドラーのリスト」では、全編モノクロ映画だが、ある少女の赤い服だけカラー処理をして注目させた。彩度の低いものの中に彩度の高いものを配置すると認識しやすい。

大きさ

大きさ

大きさを変えて目立たせる。
周りと比較して小さいものが注目されることは少なく、比較して大きい物が注目を集める。

質感(テクスチャ)

質感(テクスチャ)

質感を変えて目立たせる。
表面の柄や模様などからうける質感も前注意的な要素といえる。テキストのフォントなども同様に考えることができる。

形状

形状

形を変えて目立たせる。
認識しやすい反面、デザインとしては全体の統一感を保つのが難しくなる場合もある。

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文責IDIA.JP
公開日2011年5月4日
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