コンティンジェンシーデザインとは?

「コンティンジェンシーデザイン」とは、事前に生じるトラブルを予想し、それを回避したり、生じたトラブルに適切に対応することである。「contingency」は「予期せぬ偶然」や「不慮のでき事」を意味する。
実社会でみられるコンティンジェンシーデザイン
車に乗っているときに
- 道路標識
- シートベルト
- エアバッグ
- スペアタイヤ
家庭や公共施設で
- 煙感知器
- 消化器
- 救急セット
- AED(自動体外式除細動器)
Webサイトで必要なコンティンジェンシーデザイン
全般
- 文章はできるかぎり短くわかりやすいものに
- 専門用語を使用しない
- 適切な検索結果と該当数
- 目立たせるべきところを強調する
- 利用できる情報だけを表示する
フォーム入力時
- 必須項目を明示する
- 情報不足や入力形式が違う箇所を明示する
- 郵便番号から住所の入力を補助
- 途中で入力を中止しても次回再開できる
- ブラウザでページを遷移しても入力情報が残っている
- 綴りの間違いを修正、補完してくれる
ページが存在しないとき
- 指定したページが無いことを表示
- 同様の情報をもつと思われるページへのリンクを表示
- その情報が掲載されたときに案内を送る
- エラーページに広告を表示しない
問い合わせ、ヘルプが必要なとき
- FAQを用意する
- 問い合わせ手段を複数用意する
- 問い合わせやヘルプへのリンクが常に表示されている
- ヘルプページに不要な情報を掲示しない
参考
記事のデータ
文責 | |
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公開日 | 2011年2月4日 |
カテゴリー | |
タグ | ユーザビリティ/ユーザーエクスペリエンス/情報を伝える/意図した通りに伝える/技術と手法 |
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