情報デザインとは?

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情報デザインが対象とする「情報」は目で見ることができず、その「デザイン」ともなると明確で一般的な定義はこれまでなされていなかった。情報デザインという考え方とそれの及ぶ範囲について考える。

情報とは

情報とは、「判断を下したり行動を起こしたりするために必要な種々の媒体を介しての知識」である。
情報はメディアが発信するものだけではなく、知覚できるありとあらゆるものに含まれている。

cf.情報とは何か?

情報デザインとは

現在「情報デザイン」という言葉がカバーする考え方は次のようにまとめられている。たとえば「新試験対応版 J検 情報デザイン 完全対策公式テキスト」では

人々が効果的に情報を活用し、前もって準備する手法とその実践を情報デザインといいます。

と説明し、「情報デザイン入門 インターネット時代の表現術」では

情報デザインとは、こうした人間活動すべてに関わる情報を、的確な「かたち」にして表現したり、それを人から人へ伝えたり、多くの人々の間で共有したりするための営為である、ということができるだろう。

としている。さらに、「知識デザイン企業」では

たとえば「情報デザイン(Information Design)」という近い領域もある。これは、人間と複雑なモノ、環境との関係性をわかりやすくするためのグラフィックデザインなど、記号の体系化、情報をコミュニケートする手法だ。

と説明している。

「情報デザイン」と「情報アーキテクチャ」

このWebサイトのタイトルでもある「情報デザインと情報アーキテクチャ」の関係については、「Web情報アーキテクチャ 最適なサイト構築のための論理的アプローチ 第2版」で

グラフィックデザインは情報アーキテクチャではない

としながらも、情報アーキテクチャを実践する資格を有する人については

グラフィックデザインも情報デザインも、単にきれいな絵を描くより遙かに多くのことが絡むのは同じなので、それほど驚くことではありません。この専門家が適しているのは、視覚的な要素を関連づけることと、より効果的に伝えるために各要素をどう結合すれば良いかを決定することです。

としており、「情報デザイン」や「グラフィックデザイン」が「情報アーキテクチャ」とは異なるものの、それを実践する際には情報アーキテクチャが有効であるとしている。

情報デザインの及ぶ範囲

情報は、下に挙げるどの過程が不十分でも上手く伝えることはできない。

  1. 情報の収集
  2. 情報の整理
  3. 情報の考察
  4. 情報の表現
  5. 情報の伝達

まとめ

情報デザインとは、情報の受信者が必要な情報を効果的に受信するために、情報の発信者が準備する手段のことをいう。情報デザインは、「情報の収集」「情報の整理」「情報の考察」「情報の表現」「情報の伝達」という、情報を取り扱うすべての段階を総合して考える必要がある。

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文責IDIA.JP
公開日2011年1月23日
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