カール ディスクカッター DC-210N

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カール ディスクカッター DC-210N

データ

メーカー
カール事務器

レビュー

概要

手持ちの書籍や雑誌をデジタルデータ化する、いわゆる「自炊」には欠かせない裁断機。「安い」「コンパクト」「軽い」と三拍子揃った、個人利用の範囲では最もおすすめできる裁断機である。

良いところ

まず「薄くて軽い」ことが一番の特長だ。自炊の大きな目的の一つは「本を減らして部屋を広くすること」だ。それを実現する道具が部屋を占有してしまっては本末転倒である。DC-210Nの薄さであればベッドの下や机の横など、僅かな隙間に差し込んで保管できる。また軽いことも重要で、保管場所から気軽に出し入れできるので利用頻度も自然と増える。

次の特長は「真っ直ぐ切れる」ことだ。大型の裁断機は上から押し切る仕様なので、刃が斜めに入る。特に厚い書籍ではそのズレが顕著になる。一方DC-210Nはロールカッターを転がして切る仕組みであるため、裁断面のズレが少ない。

一般的に小さい筐体の道具は大きい筐体の道具に比べて機能が劣ることが多い。しかし裁断機で一番大切であると思われる「切れ味」について、DC-210Nは大型機と遜色ない実力を持っている。逆にページ数の少ない冊子やコピー用紙一枚など、薄いものの裁断では大型機以上の快適な切れ味を発揮する。

気になるところ

切れ味は遜色ないものの、やはり一度の切断枚数が少ないことは否めない。ハードカバーの書籍を一度で裁断する、といった「裁断の醍醐味」は味わうことができない。

気がついたこと

使用していて一番気になったのは「ガイドがずれる」ことである。裁断部の反対側をガイドで固定することで、まっすぐ、そして連続して同じ幅で裁断することができる・・・はずなのだが、そのガイドの固定が思ったよりも柔らかく、ふとしたはずみでずれる。これにより歪んで切れたり、複数回に分けて裁断したもののサイズが揃わないことがある。ガイドの固定がこれ以上硬いと調整が難しくなりそうので難しい所だが、ガイドのスライド時、すくなくとも平行を維持できるような仕組みがあればなおよかった。

まとめ

大型裁断機の代表格であるPLUS社の「PK-513L」とならぶ、裁断機の人気モデルである。価格も1万円前後と比較的安い。自炊する書籍の数や使用する頻度、自炊にかけられる時間や保管場所を考慮すると、個人利用の範囲では最もおすすめできる裁断機であるといえる。

参考

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カール ディスクカッター DC-210N

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文責IDIA.JP
公開日2012年2月23日
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