ERATO VERSE ワイヤレスイヤホン

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ERATO VERSE ワイヤレスイヤホン

データ

メーカー
ERATO

レビュー

概要

完全ワイヤレスのイヤホン。評価の高かった「ERATO Apollo 7」の技術を使った普及品。

背景

これまで、ワイヤレスで音楽を聞くことのできる機器は色々使いました。カセットテープの頃のワイヤレスウォークマン(WM-WX777)にはじまり、初期のBluetoothイヤホン(片耳タイプ)や、SONYのワイヤレスヘッドホン(MDR-1RBT)、直近ではJBLのスポーツタイプなどを購入してきました。しかしワイヤレスの機器は常に「バッテリー切れ」の不安との戦いで、イヤホンが一番活躍するであろう長時間の移動の時などは有線のイヤホンを利用してやりすごしてきました。

完全ワイヤレス元年ともいえる2016年、完全ワイヤレスのイヤホンが各社から続々と登場します。しかしいずれも使い勝手や音質、利用可能時間、価格などがユーザーの求めているレベルには達しておらず、新し物好き、ガジェット好きの嗜好品としてしか扱われていませんでした。

特に、「価格」は完全ワイヤレスイヤホンの普及を妨げる一番のハードルでした。たしかに、音質や紛失の可能性を考えると、2万円から4万円という価格はすこし高く感じてしまいます。値段を抑えた商品を探すと、大きな筐体と野暮ったいデザインのものしかなく、「もう少し様子見」のユーザーが巷に溢れました。

良いところ

それから一年、ようやく次世代の商品が登場しました。先駆者でもある「Earin M-1」が新しく「Earin M-2」を発売。国内でもSONYやAppleなどからも新商品が市場へ投入されました。そんな中、「ERATO VERSE ワイヤレスイヤホン」が登場しました。「ERATO VERSE」は、前述の「Earin M-1」の対抗馬として評価の高かった「ERATO Appolo 7」で培った技術を惜しむことなく使っているにもかかわらず、価格はその半分程度という驚きの製品です。小さくて、かっこよくて、安い。これ以上の説明が不要なのが「ERATO VERSE」といえるでしょう。

ケースにバッテリーを内蔵(800mAh)する仕様なので、イヤホン単体では3時間しか利用できませんが、4回充電可能なので、最長15時間の利用が可能です。これ以上外出することは稀だと思うので、必要十分な利用時間だと思います。

IPX5に準拠した防水機能もあり、スポーツ時の利用も想定しているようです。また、通話用マイクを内蔵したり、回転機能をもったイヤーピースを採用するなど、至れり尽くせりのイヤホンです。箱や説明書、ケースなどは現在定番となっているAppleライクな仕上がりで、特に大きな難点は見当たりません。使い方もかんたんで、これまでBluetoothの機器を利用したことのあるユーザーであればほぼ直感的に使えると思います。

気になるところ

完全ワイヤレスイヤホンでは、左右どちらかがスマホなどとの接続を担い、もう片方はイヤホン同士で接続する方式のものがほとんどです。「ERATO VERSE」も同じ仕様と思われるので、接続などは左側からしか出来ません。せっかくスマートなイヤホン本体であるにも関わらず、左右が決められていて、使用時にいちいち確認しなっくてはいけないのがすこし残念です。

小さな筐体故に、というよりも、液晶がついていないこの手のガジェットはおおむね全てがそうなのですが、視覚的な情報が殆どありません。たとえば、ケースのバッテリー残量が正確にわからない、イヤホンが接続されているかどうかがわからない、などの問題があります。ランプの色の変化や明滅、音声のアナウンスなどで状況を伝えるなどの工夫がされていますが、スマホアプリなどで状況がわかるとなお使いやすくなるかもしれません。

まとめ

完全ワイヤレスイヤホンのベンチーマークとなりうる、ようやく「使ってみよう」と思えるイヤホンであることは間違いありません。

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ERATO VERSE ワイヤレスイヤホン

記事のデータ

文責IDIA.JP
公開日2017年10月20日
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