フリクションスタンプ

IDIA.JP > レビュー > フリクションスタンプ
フリクションスタンプ

データ

メーカー
パイロット

レビュー

概要

大ヒット商品「フリクションボール」と同じインクを使ったスタンプ。

良いところ

印鑑やスタンプ、特にシャチハタのような浸透印は、慣れてしまうと手書きがバカバカしくなるくらい便利です。とはいえ、普通のスタンプは一つの図形しか捺印できないので、必要だと思うスタンプをすべて購入しているとスタンプだらけになってしまい、逆に効率が落ちることもあるでしょう。また、浸透印は3,000円から5,000円するものが多く、気軽に買うことはできません。

これに真っ向から勝負をしかけてきたのが「フリクション」シリーズのスタンプである「フリクションスタンプ」です。安価で、豊富なバリエーションがあり、そして筆箱などにも入れておきやすいけれど使い勝手を損なわない絶妙なサイズ。F1層をメインターゲットにしながらも、子どもや男性にも受けているようです。

アイコンはモノの形を単純化した図形です。アイコンは文字を含まないので、見る人によっては認識に差が生まれることがあります。また、同じものを想起したとしても、それが持つ意味合いが人によって異なることもあるでしょう。これを逆手に取って、アイコンの意味を使用者が任意で規定することができます。少しわかりにくいので、具体的な例を上げて説明してみましょう。たとえば音符記号「♪」をスケジュール手帳で使う場合、どんな意味があるか考えてください。Aさんは「音楽教室の日」を表すのに使うかもしれませんし、Bさんは「彼氏とのデートの日」を表すのに使うかもしれません。また、「よいことがあった日」の記録として使う場合もあるでしょう。このように、同じスタンプでもいろいろな意味付けをすることができるのです。

これの何がよいかというと、まずメーカー側は製造するスタンプ種類を抑えることができます。基本的なアイコンを投入したら、あとはユーザーの声を反映していくスタイルでデザインを追加していけば良いだけです。一方、ユーザーにもメリットがあります。アイコンにいろいろな意味をもたせることで、他の人から情報を隠匿をすることができるのです。これはアイコンをスタンプにした最大のメリットかもしれません。

実は、フリクションスタンプ以前にも、同様のスタンプは、すでに雑貨店や100円均一ショップなどでも手に入れることができました。ただ、ここでフリクションシリーズの強みである「消せること」が強みとなりました。スケジュール帳で予定を管理しているシチュエーションを考えると、そのメリットは簡単に想像できるはずです。スケジュール以外でも、「修正できる」安心感は一番の魅力です。手帳やノートをできるかぎりスマートに使いたい、几帳面な人の欲求を満たす商品ではないでしょうか。

気になるところ

フリクションスタンプに問題があるとすれば、フリクション特有の発色の鈍さと、小型スタンプ特有の印影の甘さです。両方共「味」である、といえばそうかもしれませんが、もう少しだけパキッとした印影であればもっと活躍する場面が増えそうです。

まとめ

フリクションスタンプは、アイコンの意味を自分で決めるところが一番のユーザー体験でしょう。スマホ全盛の現代に、あえて手帳をもつ人たちが「修正できるスタンプ」の価値をきちんと評価しているようです。

amazonでみる

フリクションスタンプ

記事のデータ

文責IDIA.JP
公開日2018年2月2日
カテゴリー
タグ
関連する記事

記事を共有する