SONY ワイヤレススピーカー SRS-X88

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SONY ワイヤレススピーカー SRS-X88

データ

メーカー
SONY

レビュー

概要

コンセントから電源を供給して使う、アンプ機能のついたスピーカー。いわゆる「アクティブスピーカー」のひとつ。スマホやPCからワイヤレスで使用することができる。

良いところ

1980年代頃までは、リビングや応接室に恭しくステレオが置いてあるのをよく見たが、次第にラジカセなどに主役の座を奪われ、さらに時代が進むとラジカセさえもなかなか目にすることがなくなった。音楽はより個人で楽しむのものとなり、MP3プレーヤーやスマホを使ってヘッドホンで楽しむスタイルがあたりまえになった。しかし、時には部屋中を音楽で満たしてみたくなることもあるだろう。そんなときに便利なのが「アクティブスピーカー」である。平たく言うとスピーカーとアンプ(増幅器)が一体化したもので、音が貧弱だったパソコンなどでは古くから重宝されている周辺機器である。パソコン含め、新しいITガジェットに目が無い初期のスマホユーザーが、スマホとアクティブスピーカーを接続して、手軽によい音を楽しむ、という方法に気がつき、それが定着していくのは必然だったようだ。

スマホをアクティブスピーカーと組み合わせて音楽を聴いていると、一つの欲求が生まれてくる。それは「スマホを触りながら音楽が聴きたい」というものである。これはスマホとアクティブスピーカーを有線接続しなければ使えないために生じる欲求である。そこで「ワイヤレスでスマホと接続できるスピーカー」の登場が期待されていた。マウスでもキーボードでも電話でも、無線であることは大変便利であるが、バッテリーがもたなかったり、混線したりと、メリットばかりを享受できるわけでは無い。ワイヤレススピーカーの場合は、肝心の音質に問題があることが多かった。今回ご紹介する「SRS-X88」は、手軽に、手頃に、ほどよい音質を楽しむことが出来るワイヤレススピーカーである。

この商品以前にもワイヤレスで音楽を楽しめる商品や方法は沢山存在したが、有線に負けないほどの音質で楽しむにはそれなりに知識と費用が必要であった。SRS-X88は、これまでの不満を解消し、要求を満たすことを目的に商品開発をしたかのような、かゆいところに手の届く製品といえる。多彩な接続方法に加え、高音質コーデック「LDAC」に対応することでBluetoothであっても高音質での再生を実現している。また、ハイレゾ音源の再生にも対応している。

機能ばかりでは無く、そのミニマムなデザインも魅力の一つだろう。丁寧に面取りされた直方体の筐体は十分な高級感を備えており、現代風の部屋によく似合う。モノトーンなので置く場所を選ばないのもポイントが高い。

気になるところ

高級感を表現するには色々な方法があるが、この商品は「黒い艶のある筐体」によってそれを実現している。それによって、埃や指紋が目立ちやすいという弱点を抱えている。とはいえ、スマホのように頻繁に持ち運んで使う類いの商品では無いので、それほど大きな問題ではないかもしれない。また、これはこの商品の問題では無いとは思うが、色々な機器との接続/切断を繰り返していると、再生機側の音量設定がリセットされてしまい、音量最大で再生が始まってしまうことがある。

まとめ

必要十分なスペックとシンプルな操作、シンプルなデザインは、飽きずに長く使うことのできる道具の要件であり、SRS-X88はそれを満たしている。これより大きくても(SRS-X99)、小さくても(SRS-X77)ダメなのだ。5万円未満でワイヤレススピーカーを買うならこれ、と自信を持ってすすめることができる商品である。

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SONY ワイヤレススピーカー SRS-X88

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文責IDIA.JP
公開日2015年12月24日
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