サンスター文具 かどまるPRO S4765036

データ
- メーカー
- サンスター文具
レビュー
概要
紙の角を角丸に加工することができるパンチ式の裁断機。操作感がここちよく、仕上がりも美しい。
良いところ
そもそも紙のコーナーを丸くするとどのようなメリットがあるのか。一番は「丈夫になる」ことである。90度の角はあたると折れたり引っかかったりしやすいが、角丸であればその心配は無い。長く使うものや、持ち歩く必要があるものに使うと耐久性が大きく上がる。
紙自身が痛みにくいと言うことは、視点を変えると他のものも傷つけにくくなることと同じである。子供が使うものや、不特定多数の利用者が何度も手に取る可能性があるものでは是非使用しておきたいところだ。
また、コーナーが角丸で仕上げられた紙は印象が柔らかくなる。名刺や招待状などで用いる効果的だ。あまりにも大量な場合は印刷の段階で角丸加工を施した方が良いが、使用頻度や量によっては手作業で角丸仕上げして良い場面もあるだろう。
さらに、角を何カ所裁断するかを何かの目印にしても良い。たとえばイベントチケットの入場管理や、タスクの完了管理などにも使うことができるだろう。
サンスター文具はこれまでも業務用、家庭用問わず角丸に仕上げられる裁断機を販売していたが、それらとの一番の違いは3つのサイズを一つで担うことができることだ。S:3mm、M:5mm、L:8mmと、3種類の半径の角丸を仕上げることができる。半径の大きさで印象や強度が変化するので、適宜確認しながら使いたい。
この商品の一番の長所は「操作していて気持ちよい」ことである。紙を裁断するときのクリック感は適度な固さを持っており、道具としての精度の高さがうかがえる。ついつい不要な箇所まで角丸にしてしまうくらい心地よい。
気になるところ
角丸にするという使用用途を想起させるべく、本体自体にも丸をイメージさせるデザインが施されている。このため、直線で構成された机の引き出しなどには収まりづらく、厚みもあるので収納には一工夫必要だ。
まとめ
他の道具でもできる作業が、専用の道具であればより楽に作業ができる、という代名詞のような商品。値段もお手頃なので、実際に使うアイデアがひらめいたのであれば買っても損はしないだろう。
参考
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記事のデータ
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公開日 | 2014年4月18日 |
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タグ | デスクワーク |
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